祖父の介護を最後まで続けた母は相続をうけられない?
祖父はとても厳格な人で、父が亡くなってからというものさらにワンマンになっていたのですが3年前に脳梗塞で倒れてからは体の自由がきかなくなり、嫁である母がずっと介護を続けてきました。
祖父には娘が4人おり、つまり私からすると叔母なのですが、母に対してありがとうという言葉はかけても、積極的に介護に参加するとか、介護費用を負担するとか言う発想は全くありませんでした。
そんな生活も祖父がなくなったことでやっと母も肩の荷も降ろすことができ、祖父の遺産相続の手続が始まることになりました。
父が亡くなっていたため祖父の財産は4人の叔母たちと父の娘である私の5人に相続権があることになるのですが、ずっと苦労して祖父の面倒を見てきた母に全く相続権がないことが腹立たしく、当然ながら母の代わりに私に相続させるものと思っていたのですが、叔母たちは全く納得せず祖父の残したこの家と土地をみんなで分けようと言い出す始末。
私と母の事を全く無視した提案に腹が立つというかあきれ返り、話し合うのもバカらしく、こんな不条理なことがまかり通るのは納得いかないと弁護士に相談することにしました。
人間は言葉でありがとうといっても、お金の事となるとこんな風になることを目の当たりにして、どうしても母の苦労が報われるような遺産相続の内容にしなければ気持ちがおさまらないと思っています。
Posted 2016/10/19
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